共用する利用者は、それぞれOSレベルで仮想の独立した環境を使用できますので、専用環境の性能と比較すれば遜色ありますが、さも専用環境を扱っているかのように利用できます。
仮想(バーチャル)レンタルサーバーの魅力は、共有レンタルサーバーの要素も備えつつも、個々に独立しているため、Root権限付きで自由に環境設定やアプリケーションのインストールが出来るという魅力があります。また、サーバーの環境移行作業や障害時のリカバリーも容易となります。補足ですがRootとは、UNIX系OSの管理者アカウントを指します。(Windows系OSの管理者アカウントはAdministrator)
データ領域もRAID構成でバックアップディスクを標準搭載しているサービスが多く、データ保全の観点からも安全です。
しかしながら、先に述べましたように専用サーバーのように扱える仮想環境といえど、1台のサーバーリソースを複数の利用者で使用する以上デメリットも当然あります。
サーバーが搭載しているCPU、メモリー、ディスク容量などは、分け合うため少なくなります。しかし共有サーバーと違い一般的には、利用者単位でリソースの調整がされているため、他の利用状況の影響を受けることは少ないと言えるでしょう。但し、リソース保証のない仮想ホスティングサービスもありますので、事前に確認すべきポイントです。
また、ディスクやネットワークスイッチなどI/Oが集中し、処理速度がボトルネックとなる可能性も考えられます。