〈抜毛症(ばつもうしょう)〉
正常な毛を自分で抜いてしまう行動を抜毛症(脱毛症)といいます。主に学童期の子供に多いクセの一種とされ、精神的なストレスが原因とされています。髪を指でつまんで引き抜くので、脱毛箇所は不規則な形をしているケースが多いようです。
その他の症状例としては、甲状腺分泌機能障害や、膠原病、梅毒など、全身性の病気が原因する脱毛もあります。これらは、髪が全体的に薄くなることが特徴です。また、女性の場合は、出産後に抜け毛が多くなることがありますが、これはホルモンバランスの変化による一時的なものなので、時間の経過とともに抜け毛が減り、もとの状態に戻ります。
〈不適切なヘアケアによる薄毛〉
洗髪をしない不衛生な状態とは逆に、過度にシャンプーをする洗髪行為が、頭皮を痛めることになり薄毛・抜け毛の原因となることもあります。また、パーマやヘアダイ、ドライヤーの使いすぎも薄毛・抜け毛を促進する場合があります。
シャンプーは1日1回で十分ですが、シャンプー後の十分なすすぎを行なわないと薄毛・抜け毛につながることがあります。市販のシャンプーの主成分である界面活性剤は、汚れの洗浄だけでなく、皮膚細胞内に入り込んで細胞を殺したり弱らせる作用があるといわれているため、十分なすすぎをしないと、薄毛・抜け毛の原因になりますので注意が必要です。
〈紫外線による薄毛〉
髪のキューティクルは紫外線によるダメージを受けやすく、長時間にわたって髪に紫外線を浴び続けることも、薄毛・抜け毛の原因の1つとされています。
〈冷え性による薄毛〉
特に女性の場合は、冷え症による血行障害が薄毛・抜け毛の原因となっている場合があります。
〈喫煙による薄毛〉
タバコのニコチンは血管を収縮させる作用があり、脱毛を促進させるとして薄毛・抜け毛の原因の1つとされています。
〈飲酒による薄毛〉
一時的ではありますが、アルコールも適量なら血行を促進し、毛母細胞を活性化する効果がます。しかし、過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、髪への栄養素供給の妨げとなりますので、これも薄毛・抜け毛の原因になります。
〈不規則な生活・睡眠不足による薄毛〉
昼に受けた髪や皮膚へのダメージは、就寝中に働く免疫細胞やホルモンによって修復されるので、睡眠不足は髪にも悪影響を与えます。髪は夜間に成長しますので、バランスのとれた生活・睡眠は薄毛・抜け毛の予防になります。